倉敷市は9月補正予算案を発表しました。内容は、防災に重点を置いた大型補正予算案となっています。
倉敷市の9月の一般会計補正額は81億8800万円の増額で、総額は1673億1400万円となります。今回の補正は防災対策に力を入れた内容になっています。主なものとして災害時に使用する臨時エフエム局を開設するための設備設置費に500万円。災害対応に使う軽貨物電気自動車購入費に2200万円。また、水害発生時に1分間に30立方メートルを排水できる排水ポンプ車購入費に8000万円などとなっています。排水ポンプ車の購入は岡山県内の自治体では初となります。このほか学校の耐震工事や避難所の看板設置の予算も計上されています。こうした防災に関わる予算は9月補正額の36%を占めました。防災以外では市の貯金にあたる財政調整基金へ26億円が積み立てられます。発表された補正予算案は9月7日開会の倉敷市定例市議会で審議されます。




