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小田川付替事業環境影響評価技術検討委員会

多くの被害を出してきた小田川が倉敷市内で高梁川と合流する地点の洪水時の水位を下げるため、国土交通省中国地方整備局が行う小田川付替事業の環境評価技術検討委員会が倉敷市の船穂公民館で開かれました。

小田川付替事業は、去年10月に策定された高梁川水系河川整備計画に基づいて進められるものです。国交省中国地方整備局は、最新の科学的知見による適切な環境アセスメントを実施するため専門家から技術的な助言を求める環境影響評価技術検討委員会を設置しました。検討委員は、水質、地質、動植物などの分野に詳しい8人で構成され、岡山大学大学院環境学研究科の河原長美教授を委員長に選任しました。広島県東部から小田郡矢掛町、倉敷市真備町を流れる小田川は、高梁川に合流する地点の水位が洪水時に、高くなる特性があります。昭和47年と昭和51年には、真備町に大きな水害が発生し、小田川が高梁川と合流する地点の水位を低下させ、水害を軽減させる抜本的な対策が課題となっています。計画では、小田川の合流点を堰きとめて、柳井原貯水池を経由する延長3・4キロ、平均川幅200メートルの新たな放水路を設け、現在の合流点から下流へ4・7キロ地点の高梁川へ付け替えます。今後、数回の検討委員会を開いて、環境影響評価書を作成し、小田川付替事業に着手する予定です。

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  • 放送日:2011/08/31(水)
  • 担当者:中塚美佐子
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