先週の土曜日倉敷市粒江にある高齢者総合福祉施設「浮洲園」で恒例の納涼浮洲祭が開かれました。粒江地区の夏に最も賑わうこのイベントには、地域に根ざした祭りにしたいという浮洲園の願いが込められています。
納涼浮洲祭は、13年前から浮洲園が企画し毎年8月の最後の土曜日に開催しています。総勢180人の職員と、倉敷市内の高校生や大学生などおよそ150人のボランティアが参加して祭りを盛り上げました。来場者も年々増えており、それに合わせて祭りの規模も大きくなっているそうです。ステージでは、倉敷市在住のキックボクシングバンタム級世界王者の国崇選手らによるキックボクシングのデモンストレーションや、地元ボランティア有志でつくるダンスグループのヒップホップダンスなどが披露され、会場を盛り上げました。倉敷市を拠点に活動する和太鼓グループ「泰山太鼓」も登場し、和太鼓の力強い音色が訪れた人たちを魅了しました。納涼浮洲祭は地元の人たちにとってこの地区に欠かせないイベントになってきているようです。祭りの最後には仕掛け花火が夜空を彩り、今年も粒江地区でこの時期最も賑わうイベントが幕を閉じました。




