倉敷市真備町の中学生がこの夏休み、井原線の橋脚に描いていた巨大壁画が完成し、きょう(23日)、関係者にお披露目しました。
巨大壁画は、真備中学校近くの橋脚など2ヵ所に描かれました。真備中学校美術部の3年生6人は、かぐや姫の姿を描きました。一方、真備東中学校美術部の生徒16人は、高梁川の河川敷から見える井原線と自然豊かな風景を描きました。お披露目式には、担当した美術部員や壁画を描くための経費を支援した倉敷真備ライオンズクラブのメンバーなどが出席。中学生が、壁画に込めた思いなどを報告しました。担当した中学生は、今年6月から地域を回り、壁画に描くテーマを決めました。制作期間は、7月中旬以降、およそ1ヵ月。ツバメが子育てする様子やトンボが飛び回る情景など見ていて、楽しめる壁画を心がけたそうです。この取り組みは、5年前から倉敷真備ライオンズクラブや井原鉄道の協力で行われていて、これまでに9作の巨大壁画が完成しています。




