玉野市奥玉のすこやかセンターでは、雑穀の良さを知ってもらおうと料理教室が行われました。
この料理教室は雑穀の栽培普及に取り組む玉野市木目の知的障がい者更生施設のぞみ園が開いたものです。玉野市内の栄養改善協議会の委員12人が参加し、もち麦を使った料理法を学びました。講師には、岡山市の雑穀料理研究家 本多佳代さんを迎え、もち麦入りの「ヨーグルトケーキ」や「ピーナッツ豆腐」、「黄ニラ・もち麦のばら寿司」など6品目を作りました。もち麦は、昭和30年の半ば頃まで瀬戸内海沿岸などで栽培されていました。ダンゴムギとも呼ばれ強い粘り気が特徴で昔は、もち米の代用として団子などにして食べられていました。食物繊維やポリフェノールが多く含まれるもち麦は、健康食品として注目されています。参加者はもち麦の持つおいしさや効能に対する認識を新たにしていました。




