一泊二日の長崎への旅を通して、平和の尊さを学ぼうという長崎平和大使が、きょう（８日）倉敷駅を出発しました。
長崎平和大使は倉敷市内の小学５、６年生の児童を被爆地・長崎へ派遣し平和について学ぶ取り組みです。平成１３年度から行われており、今年度は３１人の児童が参加しました。倉敷市の吉田雄平教育長は「戦争が終わって６６年です。長崎では原爆の悲惨さをしっかり見て、聞いて、平和の尊さを感じてください」と話しました。続いて、平和大使の児童を代表して薗小学校６年の西川果穂さんが「戦争の恐ろしさを１人でも多くの人に伝えるのが私たちの使命です。実のある研修にします」と挨拶しました。
一行は、きょう原爆資料館や平和公園を見学し、あす長崎原爆の日の平和記念式典に参加します。メンバーたちは１３日にライフパーク倉敷に集まって平和学習のまとめを行うことにしています。
