戦国時代に落城した玉野市宇藤木の常山城跡で戦いで命を落とした人々の供養祭が開かれました。
常山は 戦国時代に激しい戦があった標高307メートルの山です。山頂の城跡で開かれた供養祭には 地元関係者や玉野地踊保存会のメンバーなど150人が参加しました。参加者は 常山合戦で命を落とした人々の墓に花や線香を供え、静かに手を合わせていました。常山城は 戦国時代に築かれた城で今からおよそ440年前の天正3年、毛利勢に攻められ、落城しました。この時、城を守った女性達も敵と斬り合い、命を落としたとされています。この後、参加者は 玉野の地踊り「かっからか」を踊りました。踊りでは常山合戦の物語を歌詞に盛り込んで歌い、無念の死を遂げた女性たちなどの霊を弔いました。




