将棋の第10回全国小学生倉敷王将戦が、10日、倉敷市芸文館で開かれ、全国の小学生棋士128人が、日本一を目指して熱い戦いを繰り広げました。
この大会は、倉敷市出身の故大山康晴十五世名人を顕彰するもので、今年10回目を数えます。岡山県出身の菅井竜也四段や女流棋士の里見香奈三冠など大会参加者の中には、プロ棋士への道を歩んでいる人も多く、春の「小学生名人戦」に並ぶ夏の小学生タイトル戦として全国の小学生棋士たちの憧れの大会でもあります。今回は、全都道府県代表と大山名人ゆかりの青森県おいらせ町と地元倉敷市の代表のあわせて128人が参加しました。対局は、高学年と低学年の部に分かれてそれぞれ5回戦を行いました。勝敗数が同じ者同士を対局させる方式で4連勝すると優勝決定トーナメントに進みます。参加した小学生棋士たちは、日本一を目指し、真剣な面持ちで熱戦を繰り広げました。対局の結果高学年の部では、福岡県の古賀悠聖くん(5年)、低学年の部では、愛知県の藤井聡太くん(3年)が優勝しました。




