玉野消防署に整備された高機能消防指令センターの運用が、きょう（１日）から始まりました。この設備の導入により、隊員が、従来よりも迅速に現場到着が可能になります。
新しく導入された高機能消防指令センターの設備は、１１９番通報をかけてきた場所が画面に自動的に表示されるなど、最新の情報技術を取り入れています。さらに、デジタル無線を活用していて、無線通話の秘匿化などを図っています。運用開始式には、玉野市の黒田 晋市長など関係者およそ２０人が出席。テープカットをして、運用開始を祝いました。
指令センターは、平成９年に導入していた設備が老朽化していたため、総事業費１億８、０００万円あまりをかけて、整備し直しました。
デジタル無線を備えた高機能指令センターの運用は、今回の玉野市を含めて全国に３例しかありません。
