倉敷市が整備を進めている都市計画道路「生坂二日市線」のうち生坂―中庄間が開通し、開通式が行われました。
倉敷市が、平成7年から約79億円をかけて、整備したのは、旧国道2号南側の中庄地区から北の「三田五軒屋海岸通線」に至る延長700メートル間です。開通式で伊東香織倉敷市長は、「この都市計画道路・生坂二日市線が市の中心部を取り囲む環状道路として交通渋滞の緩和に役立つことを願います」と挨拶しました。地元住民が見守る中、テープカット、クス玉が割られて、通り初めが行われ開通を祝いました。開通した道路は、道幅22㍍から32㍍の片側2車線道路で、両端に自転車、歩行者道が設けられています。この区間は東西に、旧国道2号とJR山陽本線が走っていて、交差する部分は、地下道になっています。生坂―中庄間の開通で、市街地を挟んで、南の国道2号と倉敷インターチェンジにつながる北の三田五軒屋海岸通線が結ばれ、JR山陽本線で分断された南北間の交通の円滑化が期待されます。




