水島コンビナートに現在建設中の国家石油ガス備蓄基地を倉敷市長など市の職員が視察に訪れました。
国家石油ガス倉敷基地は、LPガスの安定供給の確保を目的に水島コンビナートの地下およそ200メートルの場所に整備が進められており、来年11月末の完成を目指しています。視察は、工事が大詰めを迎え、通路の封鎖などで今後、施設への立ち入りが難しくなることから行われ、伊東倉敷市長のほか、消防局職員など8人が参加しました。一行は、JOGMEC・独立行政法人・石油天然ガス・金属鉱物資源機構の職員の案内で地下に移動し、4列建設中の貯槽スペースのうちの1つを見学しました。設備の概要や貯槽方式など担当者から説明を受けた伊東倉敷市長は、東日本大震災を受けて、地震や津波に対する施設の強度や防災対策などを中心に担当者に質問を投げかけていました。JOGMECでは、大震災の発生を受けて、施設の再点検を行っており、今後は非常用仮設電源の設置など安全対策を検討しています。また、倉敷市では、来月9日、10日に市民を対象にした、備蓄基地の見学会を予定していま




