玉野市山田の旧専売局味野収納所山田出張所の庁舎と文庫が、このほど、国の登録有形文化財に選ばれました。玉野市では、2例目の指定です。
旧味野専売局山田出張所は、1908年に旧大蔵省が建設した塩の専売施設です。専売局廃止後は、旧山田村役場などとして、使用されてきました。施設は、木造平屋の庁舎と資料などを保管していたレンガ造り平屋の文庫からなります。庁舎は、寄せ棟と切り妻を合わせた屋根の構造と外壁の板張りに白色のペンキを塗った技法が特徴です。このように専売局庁舎と文庫の両方が現存するのは、全国では山田以外に兵庫県赤穂市にしかありません。旧味野専売局山田出張所は、今月(7月)15日に開かれた文化審議会の答申で、選ばれました。玉野市山田では、地域住民が中心になって、国登録有形文化財の指定へ向けて活動を続けてきました。明日(21日)のKCTワイドで詳しくお伝えします。




