倉敷市北浜の同心幼稚園の園児が制作した美術作品展「同心展」が倉敷市立美術館で開かれています。かわいらしい作品の中に社会性の強い作品も展示されています。
24回目となる今年の同心展は「ふれあい」をメーンテーマに、3歳児から5歳児206人による表現豊かな作品が並んでいます。遠足の様子や地引網などを表現したかわいらしい作品が並ぶ中、年長児はメッセージ色の強い作品を制作しています。東日本大震災で被災、事故を起こした福島原発のオブジェです。目に見えない放射能を子どもたちなりにイメージした作品とあわせて展示しました。4歳児は、割り箸とトングリや松ぼっくりなどを組み合わせて作った動物たちの動物園を、3歳児は、友達と公園の遊具で遊んでいる様子を表現しました。同心展は24日(日)まで倉敷市立美術館で開かれています。




