総社市の市民ギャラリーでは、20日から写真と陶芸の合同作品展が始まりました。
合同作品展は、総社市勤労青少年ホームを活動の拠点におく2つの講座グループ「フォトクラブ神が辻」と「陶芸同好会」が開いたものです。写真・陶芸、どちらの講座も元山手村長の風早昱源(いくもと)さんが講師を務めていることから5年前から年に一度、合同で作品を発表しています。小林弘幸さんが代表の「フォトクラブ神が辻」のメンバー12人は、一瞬のシャッターチャンスで捉えた美しいカワセミやヤマセミの姿をはじめ、フクロウやアザラシといった動物の表情にも見える樹木の枝打ち部分をクローズアップした写真などシャッターを押したときの感動が伝わってくる作品34点を発表しています。また、曽我享弘(きょうこう)さんが代表の「陶芸同好会」の13人は、花入れや、花瓶、皿など67点を展示しています。作品のほとんどは、ヒダスキと呼ばれる備前焼で、ろくろや手びねり、型おこしで形作ったものを自然乾燥させ電気窯で焼き上げています。中には、植木鉢や干支などの動物をイメージした置物もあり、作者の個性に富んだ陶芸作品は、訪れた人の目を楽しませています。アマチュア写真グループフォトクラブ神が辻と陶芸同好会による合同作品展は、24日(日)まで総社市中央の総社市民ギャラリーで開かれます。




