独特なフォルムや色彩が特徴的な若手陶芸作家・川端健太郎さんの作陶展が、倉敷市中央の工房Ikukoで開かれています。
会場には食器や茶器、花器などおよそ100点が並べられています。ろくろを使わず、磁器土を手びねりで作るという難しい技法で作られており、なかでも、色ガラスを埋め込むのが特徴です。その歪な形と独特な色使いが幻想的な世界を創り出しています。35歳の川端さんは注目の若手作家の一人で、これまでにパラミタ陶芸大賞や益子陶芸展加守田章二賞などを受賞、現在、岐阜県瑞浪市の工房で作陶活動に励んでいます。岡山県での個展は今回が初めてで、会場には陶芸作家やその道をめざす学生などが訪れ、独創的な作風に刺激を受けているそうです。この川端健太郎さんの作陶展は今月24日(日)まで倉敷市中央の工房Ikukoで開かれています。




