玉野市が平成19年度に策定した、「新たまの男女共同参画プラン」が今年度で満了することを受け、新たな基本計画策定に向けた初の会議が開かれました。
会議には有識者や公募で選ばれた市民など、審議会委員が出席しました。黒田晋市長が「玉野市の新たな基本計画を作るため、活発な協議をお願いします」と挨拶しました。会議では去年実施した、男女共同参画に関する市民へのアンケート結果が報告されました。アンケートでは「昔ながらの男性は仕事優先、女性は家庭優先という役割分担についてどう思うか」という問いで、「同感しない」という答えが平成17年の51.4%に対し、去年は52.7%でした。この結果から、玉野市ではこの5年間で男女共同参画の意識について、あまり変化が見られず、今後更なる意識啓発を計る必要があるとしています。新たに策定される基本計画は、来年度からの5カ年計画で、審議会では男女間の暴力の予防と根絶などを重点項目に、計画の中身を検討します。次回の会議は8月23日に開かれ、委員の意見をまとめ、基本計画の素案を作ることにしています。




