岡山県の特産 イグサの収穫が今年も倉敷市下庄の水田で始まりました。
イグサの収穫が始まったのは倉敷市栗坂のイグサ栽培農家 栗坂 正さんと倉敷市西阿知町の今吉俊文さんの水田、合わせて90アールです。イグサの収穫は近年、刈り取り機で行われますが、重機が最初に入るスペース分だけ今でも手作業での刈り取りが行われます。今年は 春先の冷え込みや入梅が早かったことなどの気象の変化はありましたが、栗坂さんは栽培暦半世紀を越える経験で例年並みの質に育て上げたそうです。栗坂さんたちが育てたイグサは中栗坂表という畳表ブランドとして全国で販売されるほか、今年は東日本大震災の被災地に120畳分の畳表が送られました。イグサの刈り取りはあさってから 本格的に重機を入れてスタートし、今月20日ごろまで続く予定です。




