陶芸家と染色家による二人展が、倉敷市阿知の「ギャラリーしをり」で開かれています。
二人展は、倉敷市内の自宅で作陶活動を続ける岡島光則さんと、福山市に工房のある染色家の石北有美さんの2人が初めて共同で開きました。岡島さんは、花器と食器をメインに出展しています。花器は板状の陶器を複数枚組み合わせ、それぞれの面のズレやたわみを活かしています。また、日本間での展示に合わせ、香炉や茶器など和の空間にふさわしい作品も用意しました。石北さんは、伝統的な型染め技法で作ったタペストリーやバッグなどを展示しています。どれも主に植物をモチーフにデザインしていて、大胆でエネルギッシュな絵柄が特徴です。染め色も赤と青を基調としたものが多く、味わいのある作風に仕上がっています。この二人展は、今月26日(日)まで倉敷市阿知の「ギャラリーしをり」で開かれています。




