JA岡山西の山手中央選果場に光センサーでモモの糖度を測定する大型の機械が導入されました。
山手中央選果場では機械の導入を記念した式典が開かれ、モモの生産者など65人が出席しました。JA岡山西の小野一郎代表理事組合長は「永年の夢がかなった。今後、ますます吉備路のモモを全国に発信していきたい」と大きな期待を寄せました。山手中央選果場では、これまで生産者自身が果実の大きさや外観で選別作業を行っていました。しかし、糖度判定ができないことで、出荷箱内での味のバラつきがあり産地の信用低下が懸念されていました。今回導入した機械で糖度が保証された状態で出荷ができるほか、生産者も選別作業の負担がなくなります。機械は果実に光をあて、その波長を分析することで糖度を測定。1秒間に6個の測定が可能です。
JA岡山西吉備路モモ出荷組合では年間で240トン近いモモを出荷しており、今月末からの日川白鳳の出荷に合わせ機械を稼働させることにしています。




