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水稲「ヒノヒカリ」夏場の高温対策を検証

去年、猛暑のため高温障害を受けた倉敷地域の稲の主要品種である「ヒノヒカリ」の高温対策を目的にした実証試験が倉敷市内の水田でも始まりました。

実証試験は、去年生産された「ヒノヒカリ」が猛暑の影響で大幅な品質低下となったことを受け、夏場の高温対策を検討し、品質の安定した生産を目ざしています。実証は、岡山県南各地の水田で行われます。そのうち、倉敷市鳥羽の水田には各行政機関や農協などから15人が集まり、17アールの実験圃場に「ヒノヒカリ」の苗を植え付けていきました。稲穂が出た後に高温が続くと米粒が白く濁る発育障害が多く発生することから、種まきや田植えの時期を通常より遅らせるなどして検証していきます。また、高温の影響による早期の肥料切れ対策としてコーティングを施し、溶け出しを遅くした肥料の採用や追肥の徹底も検討されています。今後は、定期的に草丈や葉色の観察を進め、収穫時期には坪当たりの収量と品質調査を行うことにしています。

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  • 放送日:2011/06/20(月)
  • 担当者:藤原 崇
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