県内有数の桃の産地、倉敷市玉島地区で極早生品種の桃、「はなよめ」の収穫が始まり、初出荷されました。
「はなよめ」は少し赤みを帯び、早生品種の中では小ぶりなのが特徴です。
倉敷市玉島長尾にある、田辺文男さんのおよそ3アールの桃畑では、早朝から今年初めての収穫が行われました。去年より二日早い収穫です。「はなよめ」は糖度が13度~14度と高く、味が良い品種です。収穫期間は十日前後で、わずかな期間しか味わうことのできない貴重な早生品種の桃です。玉島地区の桃農家は現在、およそ380軒あり、その中で「はなよめ」を栽培しているのは45軒程度です。今年は地区全体で7トン程度の出荷が見込まれています。なお、清水白桃などの主要品種の収穫は来月中旬から始まります。収穫された桃は20日から出荷が始まり、21日には県内のデパートなどの店頭に並ぶ予定です。




