県立倉敷鷲羽高校に短期留学しているアメリカの高校生が、旧野崎家住宅で塩づくりに挑戦しました。
短期留学しているのは、アメリカ カリフォルニア州のデービス高校の生徒9人です。生徒たちは14日から28日までの2週間、倉敷鷲羽高校の生徒の自宅にホームステイして、姉妹校である倉敷鷲羽高校に通います。この日は、児島の塩田王野崎武左衛門の屋敷、旧野崎家住宅で塩づくりを体験しました。アメリカなど海外では、岩塩を海水で溶かして塩を作るのが主流ですが、日本では塩水を煮詰めて塩づくりをしています。生徒たちは、かん水と呼ばれる塩分の濃い水を煮詰めて塩を作り、出来立てを味見していました。このあと生徒たちは、160年前に建てられた野崎家の屋敷や枯れ山水の庭などを見学し、日本の伝統に触れていました。倉敷鷲羽高校は、旧児島高校時代にデービス高校と姉妹校提携を結んでいて、両国の文化や生活を学ぶため一年おきに両校で交換留学生を派遣しています。デービス高校の生徒たちは倉敷鷲羽高校での留学期間中に書道や浴衣の着付けなど、日本の歴史や文化などについて学びます。




