水島海上保安部に第六管区海上保安本部で初の女性船長が、この春着任し、管内の航路と沿岸のパトロールに日夜、奮闘しています。
水島海上保安部の巡視船艇4隻のうち、巡視艇「みずなみ」を任されているは、全国で9人目の女性船長大町 幸さん(30)です。大町さんは、北海道岩見沢市出身、「人の役に立つ仕事に就きたい」と海上保安官を志しました。海上保安大学校で学び、新潟や横浜で主任航海士を経験、今年4月、水島海上保安部に船長として着任しました。大町さんが目を光らせる水島港は、全国で2番目、年間3万4,000隻の大型貨物船が入港します。船長の辞令を当初「怖い」と感じた大町さんでしたが、初出航以来、「分からないことは聞く」と10人の乗組員と協力しながら海の安全に全力を尽くしています。




