児島湖に自生し、水質の浄化や、生き物の繁殖の場として重要な役割を担う植物「ヨシ」で作った画用紙が、ヨシ保全事業を進める岡山県から玉野市の八浜小学校へ贈られました。
ヨシには水中の窒素や、リンを吸収する働きがあります。岡山県は、平成21年度から「児島湖畔ヨシ群落保全事業」を実施しています。事業の一環として去年、ヨシを原料とした画用紙、6千枚を作りました。岡山県環境文化部の中山満次長から、代表児童の西谷菫さんなど6年生3人へ、全校生徒分のヨシの画用紙202枚が贈られました。画用紙は今後、玉野市内の全ての中学校へ随時配られる予定です。また、児童は岡山県環境文化部の職員から、ヨシの画用紙ができるまでの工程の説明を受けました。6日は、児島湖に生息するナマズやウナギなどを展示した移動水族館も開設されました。




