環境省の「レッドリスト」で絶滅危惧種となっている、「カスミ サンショウウオ」の幼生が、玉野市の渋川動物公園で見つかりました。
見つかったカスミサンショウウオの幼生は、体長およそ3センチで、これまでに数匹程度が確認されています。5月末、園内を歩いていた小学生が、くぼ地の水たまりで発見しました。渋川動物公園でカスミサンショウウオの幼生が見つかったのは、およそ30年ぶりだということです。カスミサンショウウオは、かつては県内の水田や里山に数多く生息していましたが、耕作放棄地の増加による生息地の減少や、マニアによる捕獲の犠牲に遭い、急速に数が減っています。




