環境省の中国四国事務所と水島海上保安部は、きょう(2日)、倉敷市の水島港沖の海上から不法投棄のパトロールを実施しました。
パトロール活動は、今月展開されている海洋環境保全の強化月間の取り組みです。海上から不法投棄防止の啓発を図ることが目的です。海上保安部や環境省の職員などが巡視艇「みずなみ」に乗り込み、海上を巡回しました。パトロールしたのは、水島港から700メートルほど沖合いのおよそ5㎞の範囲です。海上周辺は、小さな島が多数あって、不法投棄をしても発見が遅くなるケースがあります。ここ数年は、廃船が放置されているケースが多数報告されています。環境省では、陸上からのパトロールを年に数回行っていて、海上保安部と連携を強めて、不法投棄の防止を図っていくことにしています。




