水島工業高校工業化学科の生徒が旭丘小学校で、廃油を使った石鹸作りの特別授業を行いました。
4年生のクラスを訪れた高校生たちは、ペットボトル1本分の油が川に流れ出た時、もとのように薄めるには浴槽300杯分の水が必要だと児童に説明しました。このあと、児童が持ち寄った廃油に水酸化ナトリウム溶液を加え廃油石鹸を作りました。児童たちはペットボトルを一生懸命振って中身をかき混ぜていました。旭丘小学校は7年前から給食調理場で出た廃油を水島工業高校に提供しており、水工はこれをもとにバイオディーゼル燃料を作り校内の照明器具の燃料などに活用しています。高校生の出前授業は、廃油提供のお礼もかねて毎年、開かれています。最後はメタノールを加え、石鹸を固めました。水工生による特別授業は西阿知小と乙島小でも行われます。




