仮設住宅の建設が進む東日本大震災の被災地で活用してもらおうと岡山県畳表花莚卸商業組合などがい草製品を倉敷市へ寄託しました。寄託されたい草製品は、早速、市によって被災地へ向けて出発しました。
贈られたのは、上敷きや花筵などい草製品968点およそ2400畳分です。倉敷市の伊東 香織市長が先月9日と10日に岩手県大船渡市を訪問し、大船渡市の戸田 公明市長へ市内のい草生産農家から寄贈されたい草製品を贈った際、「今後仮設住宅の建築が進み畳表が不足しそう」との話がありました。倉敷市の呼びかけに応じた岡山県畳表花莚卸商業組合の有志と倉敷市内でい草製品を製造している大島屋と沖宗が寄贈しました。寄贈式には県畳表花莚卸商業組合の土倉 修治理事長など3人から伊東市長にい草製品が手渡されました。このあと出発式が行われ伊東市長が、「みなさんの気持ちをしっかりと伝えてください」と現地へ物資を運ぶ職員に伝えました。贈られたい草製品は、2日には大船渡市役所に運ばれ、順次仮設住宅へ配られることになります。




