来月1日から住宅への火災警報器の設置が義務付けられるのを前に、玉野市消防本部は市内のショッピングモールで火災警報器の設置などを呼びかける、「TAMANO住宅防火フェア」を開きました。
玉野市消防本部の職員や地区の防火協会のメンバーなどおよそ30人が、市民へ今月末までに住宅用火災警報器を設置しようと呼びかけました。フェアでは、住宅への設置状況をアンケートを取って確認した他、火災警報器を
紹介するブースも設けて、取り付け方などを係員が市民に説明していました。火事による死亡者のおよそ6割は「逃げ遅れ」が原因で、特に寝ている時には気づきにくいということです。このため2004年の消防法改正で、今年5月末までの住宅への火災警報器設置が義務化されました。2006年以降に新築された住宅は建設時に、既存の住宅も今月末までに設置するように、それぞれの市町村の条例で定めています。玉野市の設置率は去年末までの調べで、55・3パーセントと、全国平均の63・6%を下回っています。きょうは、ほほえみマリン大使も広報に駆けつけ、チラシなどの啓発グッズ500セットを市民に配りました。




