京都府在住の茶道指物師川本光春さんの作品展が、天満屋倉敷店で始まりました。
川本さんは、釘をほとんど使わずに木と木を組み立てて、家具などを作る指物師で、5年前に三代目・川本光春を襲名しました。祖父や父の技法を受け継ぎながらも、京都に3人ほどしかいない、香合や盆など茶道の道具を作る茶道指物師として活躍しています。川本さんが作品に多く使っているのが、桑の木。桑の木に石灰をかけて、濃い茶色を出し、より木目の美しさを生かした作品づくりをしています。会場では、お茶席も設けられ、訪れた人が一服を楽しんでいました。茶道指物師川本光春さんの作品展は、今月31日(日)まで、天満屋倉敷店で開かれています。




