倉敷消防署は、先月、倉敷市内で発生した建物火災で、住民の人命救助と延焼防止活動をした2人に感謝状を贈りました。
感謝状が贈られたのは、倉敷市酒津の西郷巌さんと東久史さんの2人です。贈呈式では、倉敷消防署の近藤淳二署長が、2人に感謝状と記念品を贈りました。火事は、先月22日、倉敷市酒津で発生したもので、全焼1棟を含む、4棟の民家が焼けました。西郷さんは自宅にいて、近所の住宅から黒煙が出ているのに気付き、すぐに現場に向かいました。燃え盛る家の中で、倒れていた68歳の男性を東さんと協力して助け出しました。また、2人は消火器を使って近隣住宅への延焼を防ぐなど、迅速かつ機敏な行動で人命救助と延焼防止を行ったとして表彰されました。倉敷消防署では、消火活動と人命救助はとっさの判断が重要といい、今回のような市民の勇敢な行動が一人でも多くの命の救助に繋がって欲しい、と話しています。




