倉敷三曲(さんきょく)同好会の邦楽演奏会が、倉敷市芸文館を会場に開かれました。
この演奏会は、倉敷市内の筝(こと)と三味線、尺八の三曲愛好家でつくる
「倉敷三曲同好会」が毎年開いているもので、今年で49回目になります。
演奏会には、市内14の教室からあわせて100人余りが参加し、12曲を披露しました。
去年5月に亡くなった前の会長、小野庄山さんを偲ぶ追悼曲「軒の雫」の演奏から始まり、雪解けと草木のいぶきなど早春を表現した曲や伝統的な曲、新作など、和楽器特有のやすらぎを感じさせる三曲の合奏で集まった聴衆を魅了しました。
流派が違う社中が一堂に会して合同演奏するのは珍しく、来年の50周年を記念する演奏会に向けて、今後も会員同士の交流と技術の向上に努めていくことにしています。




