今年発足したそうじゃ「地・食べ」委員会による、地元食材を使った学校給食が総社市で初めて行われました。
そうじゃ「地・食べ」委員会は、地産地消を推進する目的で、今年3月に発足した戦略会議です。地元の農業関係者や市などの代表で構成されています。きょうは、委員会の生産者部会が総社市山手地区の生産農家3軒から買い上げたタマネギ、およそ320キロが総社市にある2つの給食共同調理場へと持ち込まれました。調理場では、市内の小中学校に向けおよそ6,500食分の給食が調理され、それぞれの学校へと配送されました。そのうち、総社東小学校では、給食を前に、児童たちが給食が出来る過程や地元食材が献立に使われていることなどを調理場職員から教えてもらいました。きょうは、新じゃがのそぼろ煮に地元で採れたタマネギが使われ、児童たちは、おいしそうに地元食材の味を堪能していました。総社市の学校給食に使われる総社産の農産物の割合は、現在は17%です。そうじゃ「地・食べ」委員会では、地元食材の使用率目標を35%までにしたいとしていて、今後は、市内で同じ作物を共同で栽培する生産者グループを募り、学校給食への供給率アップを図りたいとしています。




