口にくわえた筆で絵を描く倉敷市の画家牧野文幸さんが倉敷市の西阿知公民館で講演しました。
牧野さんは、高校2年の夏、水泳の練習中に頭を強打して頚椎を損傷、首から下全身が麻痺しています。リハビリの先生の勧めで絵を描き始めた牧野さんは、現在、『口と足で描く芸術家協会』に所属して数多くの作品を精力的に描いています。この日の講演では、『生きるよろこび』と題して障害を負ってからの27年を振り返りました。牧野さんは、高校の恩師や友人、それに、家族の支えを紹介しながら「健康な時には気付かなかったが、有難いことは、そこら中に転がっている」と話しました。また、多くの障害者が目標や夢を失う中、「絵に夢中になれることは幸せ。『生きるよろこび』は、絵を描くことです。」と語りました。会場には、西阿知地区の住民などおよそ100人が訪れ、牧野さんの話に聞き入りました。牧野さんの講演は、人権教育講演会として西阿知公民館が開いたものです。




