マリンレジャーが本格化するシーズンを前に、倉敷市の沙美海水浴場で全国的にも珍しい水上オートバイを使った人命救助方法「PWCレスキュー」の講習会が初めて開かれました。
PWCレスキューは、PWC=水上オートバイに救助用の板「レスキュースレッド」を装着して行う救助方法です。1991年にハワイで開発され、アメリカやオーストラリアでは普及が進んでいますが、日本ではマリンレジャーが盛んな地域でわずかに普及しているだけです。講習会には、岡山県水難救助会や岡山県警察本部、水島海上保安部などから22人が参加し、ハワイで技術を習得した日本海洋技術専門学校の中田義方教頭から指導を受けました。PWCレスキューは、人力による救助に比べてスピードがあり、しかもプロペラがなくて安全で、巡視船が入っていけない浅いところでも救助に行けるため、海上保安部でも注目しています。沙美海水浴場に隣接する水上オートバイ専門店がレスキューステーションとして登録され、この夏は客を含めた7人が救助員としてボランティアで警察や海上保安部からの要請に対応します。講習会では、講師の中田さんから意識がある人、ない人それぞれの救助方法を教わり、参加した人がいざというときに備え、熱心に取り組んでいました。




