総社市清音の日蓮宗のお寺「大覚寺」で、釈迦の誕生を祝う花まつりの行事が行われました。
地元民から「大覚さま」と呼ばれ親しまれている大覚寺では、毎年、4月下旬に園児を招いて花まつりを開いています。4月8日の花まつりからちょうど2週間遅れとなった今年は、清音幼児園の5歳児45人が招かれました。山口経淳住職は、子どもたちの安全とすこやかな成長を祈ると共に、東日本大震災の被災地が一日も早く復興するよう祈りを捧げました。また、園児たちも、被災地に届くようにとこいのぼりの歌を元気に歌いました。そして、子どもたちは順番に花御堂に祀られている釈迦像に柄杓で甘茶をかけていきました。甘茶は、釈迦が誕生した時に甘露の雨が降ったという伝説にちなんだもので、花まつりに参加した子どもたちは、甘茶やお菓子の接待をうけ笑顔があふれていました。




