倉敷市が整備を進めていた倉敷市児島産業振興センターが、きょう(13日)オープンしました。
倉敷市児島駅前にオープンした児島産業振興センターは、平成5年に閉校した旧マウントフット大学の旧校舎を整備費およそ1億5,600万円をかけて整備しました。きよう行われた見学会には関係者およそ50人が訪れ、倉敷市の伊東香織市長は、「繊維の街・児島の情報発信拠点として活用していきたい」と話しました。
建物は2階建てで、1階部分は工業用ミシンを使った小物づくりができるスペースや、地場産業のPRコーナーがあります。ジーンズや学生服など繊維産業30社の製品が展示されているほか、ICタグを活用して映像で企業情報や児島周辺の観光スポットが紹介できるようになっています。照明や撮影用カメラも整備されていて各企業の商品撮影ができるようになっています。また、デザイナーやクリエーターを目指す人たちを支援する貸事務所が6室用意されています。なお、2階にはセンターを管理・運営する児島商工会議所が移転、入居しています。センターの指定管理者でもある児島商工会議所は、ジーンズストリートやファッションセンターなど隣接する施設などとあわせて地域の活性化につなげていきたいとしています。




