玉野市の築港ちどり保育園の子どもたちは、キジハタの幼魚を海へ放流する体験をしました。
玉野市宇野の海の駅・シーサイドマートでは、幼い時から魚に慣れ親しんでもらおうと、地元の園児を招いて魚の放流体験会を開いています。今回は、築港ちどり保育園の5歳児44人とその保護者なども招待してキジハタの幼魚を海へ放ちました。キジハタは、関西ではアコウと呼ばれる高級魚で、成長すると30センチから50センチになります。園児たちは玉野栽培漁業センターで飼育され、7センチから20センチほどになったキジハタの幼魚約100匹を小さなバケツに入れ、桟橋に用意された放流台から海に向かって勢いよく放ちました。放流台を滑って海の中に入っていく魚に、子どもたちは「大きくなってね」と声をかけていました。魚の放流に先立って子どもたちは、シーサイドマートに設けられた魚のプールで遊びました。メバルや、アナゴ、タコなど生きた魚に触れたり、捕まえたりして歓声をあげていました。




