岡山県議会議員選挙も終盤戦をむかえました。倉敷市・都窪郡選挙区の選挙戦の特徴を取材しました。
県内最大の倉敷市・都窪郡選挙区には、定数14に対して17人が立候補して選挙戦を繰り広げています。
倉敷市都窪郡選挙区では、現職12人と新人5人がしのぎを削っています。地域や団体などの支持基盤が競合する候補も多く混戦となっていて各候補ともに、票固めに力を注いでいます。今回の争点は、財政再建や雇用対策といったこれまでのテーマに加えて防災や減災、復興支援が新たに浮上しました。
選挙中盤を迎えた6日朝、JR倉敷駅前には、保守系の2候補が立ち、駅を利用する通勤者などに支持を訴えました。候補者の中には、東日本大震災に配慮して午後5時以降の街宣活動やミニ集会を中止したり、マイク音量を絞るなど選挙戦を自粛する動きもあります。新人候補の中には、自粛ムードで思ったような選挙戦が行えず名前と顔を覚えてもらえたかどうかと心配する声も聞こえます。しかし、各候補は、週明けから個人演説会を開き始めていて終盤を迎えて選挙戦も熱を帯びつつあります。
低調ムードの選挙戦ですが、期日前投票は、6日までに倉敷市全体で2万2550人が投票を済ませています。前回4年前の選挙と比べると、同じ5日目では、7000人以上多くの人が期日前投票をしています。
選挙戦も残りわずか、有権者の関心がさらに高まることが期待されます。




