今年、倉敷市内の企業に就職した新社会人を激励する式典が、倉敷市民会館で行われました。
式典には倉敷市内92の事業所から新入社員634人が参加しました。
倉敷市の伊東香織市長は東日本大震災の被害に触れ、「皆さんの日々のがんばりが東日本の復興につながる。頑張って働いて欲しい」と新社会人を激励しました。続いて先輩社員を代表してクラレ倉敷事業所の小野達矢さんが「失敗を恐れず大きく成長してほしい」と話し、先輩社員3人から新入社員の代表3人へ花束が贈られました。岡山労働局のまとめによると、今年2月末時点での就職内定率は高卒で93.1%大学、短大卒などで76.5%となっており、いずれも前の年を上回りました。景気悪化による就職難が心配されていましたが、岡山県内では企業の採用意欲が高かったそうです。
最後に新社会人を代表しJFEスチール西日本製鉄所の守屋信之助さんが「一生懸命働き被災地の復興につながるように日々精進します」とお礼を述べました。




