水墨画愛好家グループ「蟻峰会」の作品展が倉敷市立美術館で開かれています。
蟻峰会は倉敷市をはじめ総社市や岡山市の水墨画愛好家でつくるグループで平成5年に発足しました。会長の谷田 蟻鳳さんを中心に現在40人ほどの会員がいて、それぞれの地域の公民館などに月2回集まって活動をしています。作品展は年に2回、春と秋に開いていて、今回は106点を展示しました。水墨画は余白部分の使い方が最大のポイントで、あらかじめ余白を考えた構図で作品の良し悪しが決まってくるそうです。特に風景を描いた作品は墨の濃淡を利用して遠近感を表現しています。毛先の硬さの違いなど様々な種類の筆を使い、それぞれの特徴を生かした筆使いも見所となっています。水墨画グループ蟻峰会の作品展は10日(日)まで倉敷市立美術館で開かれています。




