総社市が去年から準備を進めてきた新生活交通システム「雪舟くん」の運行開始セレモニーが行われました。
総社市の新生活交通システム「雪舟くん」は、登録している人から事前に予約を受け付け、総社市内の目的地まで1乗車300円で運ぶ新たな公共交通機関です。セレモニーには総社市の職員のほか、運行の委託を受けているバス、タクシー会社の代表などが出席して行われました。総社市の片岡聡一市長は「1日の利用者数の問題など課題はあるが、市民に定着するまで我慢強く取り組んでいく」と新生活交通に寄せる想いを話しました。このあと、 出席者でテープカットをして運行開始を祝いました。無料で試行運行されていた3月中の利用者数は、2944人でした。1日あたりにおよそ163人で、目標としていた250人には届いていません。登録者数は3月末で総社市民全体のおよそ16%、1万988人まで伸びています。




