倉敷市内で暮らす外国人が出場する日本語スピーチコンテストが開かれました。
このコンテストは倉敷市内で暮らす外国人の日本語習得の成果を発表しあいながら、多文化共生社会への理解を深める狙いで去年から始まりました。今年は、応募のあった13人の中から書類審査を通った10人がステージに立ち、それぞれのテーマでスピーチしました。今年の出場者は すべてアジア出身者でとりわけ中国人が7人を占め、母国との習慣の違いや 遠く離れた故郷への思いなどを語りました。中国から来たリ・ギョウヘイさんは日本に来てお好み焼き屋でアルバイトを始めた時の、言葉の失敗を語りました。また スリランカのアーシャ ミヒラーニさんは 母国スリランカに比べ 日本の学生があまりに勉強しないと感じ、率直に苦言しました。スピーチの審査には5人があたり、出場者に質問を投げかけたほか、司会も外国人が勤めるなどして会場は それぞれの国の文化や風習の違いなどを感じ、盛り上がりました。




