玉野市はきょう18日、2011年度の当初予算案を発表しました。市側は、子育てや教育に重点を置いた『人づくり中心型予算』と説明しています。
黒田市長は、『人づくり中心型予算』と名付けた予算編成の特徴について、次のように話しました。子育てや教育、人材育成などの施策を手厚くしているのが特徴です。一般会計の総額は、229億円で、前の年よりも0・9%の減少となっています。これは、斎場の整備など大型施設の建設が今年度で終わり、投資的経費が大幅に減ったことによるもので、2011年度は、ソフト面重視の予算配分となっています。歳入のうち、市税や地方交付税は、若干増えましたが、市債は、斎場整備の終了や退職手当債の減少などにより、前の年よりも36%減り、20億3、000万円あまりとなっています。新年度の主な事業はご覧の通りです。現在、小学2年生から4年生で実施している35人学級を小学5年生まで拡大する事業に8,000万円。特別支援教育の支援員を幼稚園や小学校、中学校に配置する事業に3,100万円。個人市民税の1%を財源にコミュニティー団体などの社会貢献活動を支援する事業に930万円などとなっています。2011年度の当初予算案は、2月24日に開会する3月定例市議会に提案されます。




