無農薬・無肥料による米の生産と普及を進めるNPO法人「岡山県木村式自然栽培実行委員会」が、去年初めて栽培し、10月に収穫した米の試食会を12日(土)、倉敷市内で行いました。
試食会には実際に木村式で米を栽培した農家や市民など、およそ30人が参加。おにぎりや餅、日本酒などで木村式自然栽培米の味を確かめました。木村式栽培米は去年から倉敷市や総社市などで、30件ほどの農家がおよそ8ヘクタールで栽培を始めました。初年度は10アール当たり、およそ6俵の生産目標に対し、ジャンボタニシの食害の影響などで10アール当たり4・8俵、全体でおよそ19トンの生産となりました。しかし、最高品質とされる1級米が6割を占めるなど味は上々だということです。木村式自然栽培米や加工された餅や酒などは県内のスーパーなどで随時販売される予定です。




