沖縄の米軍基地問題をテーマにした講演会が倉敷市で開かれました。
講演は倉敷医療生活協同組合が主催した平和フェスタの中で行われ、200人近くが聞きました。講師は 沖縄医療生活協同組合理事長の伊集唯行さん
です。伊集さんは、戦後からの沖縄の基地問題を振り返った後、去年2月沖縄県議会が超党派で「普天間の米軍基地を県外に求める」議決を行ったことや秋には保守派の仲井間知事が普天間基地県外移設を公約にして二期目の当選を果たしたことをあげ、大きな歴史の転換点だったと意義付けました。一方で、伊集さんは日米安全保障条約が大切と主張する人もいる中、 鳩山前政権下で本土内での基地受け入れ先を検討した際、本気で受け入れを表明した所はなかった。安保や基地という問題について本土の皆さんは本気で考えていないと思うと沖縄県民の気持ちを代弁しました。




