倉敷市内の小学校・中学校・特別支援学校の児童生徒の美術作品を展示した「倉敷っ子美術展」が、きょうから倉敷市立美術館を会場に始まりました。
オープニングセレモニーには倉敷市内の学校関係者のほか倉敷西小学校の4年生が招かれました。開幕を記念して児童代表の西晃佑くんが美術展への想いを話しました。このあとテープカットが行われ第25回倉敷っ子美術展が華々しく幕開けしました。展示されたのは平面作品や立体作品あわせて8,364点。小学校からの作品には牛乳パックからつくった再生紙に気持ちを乗せた絵手紙、ペットボトルで作った造形作品などエコをテーマにしたものが数多くありました。琴浦南小学校の作品は全校に廃材提供を呼びかけ、集まったダンボールで動物の顔を作ったり牛乳パックで家を作ったりと創造性豊かな力作です。また、初日のきょうは倉敷西小学校の4年生60人が会場を訪れていたので自分たちの作品を紹介してもらいました。このほか、大切な人に食べてほしいスペシャルグルメと題した個性あふれる作品もありました。ラーメン、うどん、どんぶり。児童が誰に食べてほしいのか、作品を作ったときの気持ちが伝わってきます。倉敷市内の児童生徒の美術作品を展示した第25回倉敷っ子美術展は今月20日まで倉敷市立美術館で開かれています。




