倉敷市で去年12月から助成が始まった子宮頸がんなどを予防する3種類の小児用ワクチンへの理解を深めてもらおうと、きのう(31日)、講演会が行われました。
講演会には、倉敷医師会に加盟する小児科や内科の医師などおよそ100人が参加しました。参加者は、女子中学生を対象とする「子宮頸がん予防ワクチン」と乳幼児に対する「ヒブワクチン」、それに「小児用肺炎球菌ワクチン」の3種類について、製薬会社から説明を受けました。中でも子宮頸がんは、20代から30代のがんの中で発症率が一番高いと言われています。性交渉での感染が、主な原因といわれているため、10代前半の接種での予防が期待されています。3種類のワクチンは、いずれも費用が高額で任意接種でしたが、去年11月、国の補正予算で財政支援することが決まりました。倉敷市では、去年12月16日から3種類のワクチンの公費助成を始めていて、平成24年3月31日までの間、県内の医療機関なら無料で受けることができます。詳しい問い合わせは、倉敷市保健所までお願いします。




