総社市の上原地区で夏の間の無病息災や豊作を祈る伝統行事「百万遍」が行われました。
「ナンメードー、ナンメードー」と唱えながら、大きな数珠を繰る「百万遍」は、江戸時代から伝わる農村行事で、田植えが終わった6月下旬に行われます。現在も、この風習を残す総社市の上原地区では、長さ11メートルの大きな数珠を子どもたちが持って歩き、「南無阿弥陀仏」がなまった「ナンメードー」を唱えながら無病息災や農作物の虫除け、豊作などを祈りました。「百万遍」に参加したのは、子どもたち10人を含む上原地区の役員や消防団など約50人で、太鼓を打ち鳴らしながら約80世帯を巡りました。特に、上原地区の南と北に位置する2つの地蔵尊では、数珠を持った子どもたちが、それぞれの周りを「ナンメードー」の念仏を唱えながら7回まわり、上原地区内に悪疫が入らないように祈っていました。




