総社市で開かれていた日系ブラジル人などを対象にした就職のための日本語講座基礎演習科が全日程を終え、修了式が行われました。
修了式には講座生14人と講師などが出席しました。この日本語講座は厚生労働省が行う就職支援の委託事業で総社市に拠点を置くNPO法人ももたろう海外友好協会が今年6月から行ってきました。講座生は月曜日から金曜日までの毎日、日常会話から仕事に生かせる専門用語まで日本語を学びました。成果として講座の開かれた半年間で日本語の知識は深めたものの、当初の目的である就職は2人は決まりましたが、不況の影響を受けてそのほかの人は決まっていません。それでも、講座生たちは日本語の読み書きができるようになったことを前向きに捉えていました。講座生は今後、半年間で学んだ知識をもとに就職活動をしていくほか、岡山県雇用開発協会などでさらに日本語や就職のための知識を深めていきます。




